平成最後の日にあたり、改めてお金についてお話させて頂きます。
日本ではお金は郵便局の貯金や銀行預金に預けるという方がまだまだ多いです。
元本保証で預金保護機構に守られていて安心安全と考える方がほとんどと思います。
なぜ預貯金が好きなのか?
日本の経済は戦後の復興期を経て1973年のオイルショックまで右肩上がりの経済成長を遂げ1955年(昭和30年)~約20年間は高度成長期で年平均10%以上の経済成長を達成したのです。
この時代は預貯金の金利も高く公定歩合が9.0%にもなった時がありました。
このように国内の金利が高い時代は何も特別なことを考えず預貯金として銀行等に預けることが「お金の運用」だったのです。
「郵便局の定額貯金に預けた100万円が10年後200万円になった」という言葉通り、高い金利は多くの方に貢献したものでした。
その後安定成長期から停滞期をへて1989年(平成元年)をピークにバブル崩壊となり日本経済が急速に後退し<失われた20年」と呼ばれる低成長期に突入し暗く長いトンネルに入りました。
いまアベノミクスなど政府や日銀が2%のインフレを目標として種々の対策を工夫しても達成できない状況というのはご存知の通りです。
2%のインフレ目標すら達成できない今日の「お金の運用」が10%の時代の「お金の運用」と同じではありません。
10%の成長期には毎年右肩上がりに給料が増えましたが、今は給料アップも少なく年収が減っている方もおられます。
このような時代だからこそ「お金の運用」方法を考えないと将来運用成果に大きな差がつきます。
最近の貯蓄率は20歳代が最も高いというデータがあります。
https://allabout.co.jp/gm/gc/473684/
貯める期間が長い20歳代の方にお金の運用について基礎をお伝えしたいと思います。
それでは続きは令和のお楽しみに!
三田市からお金と保険の話をお届けしているサンタクロースなお金の先生、下村です。