前回は「株式投資編」でしたが、株式での投資は怖いという方も多いです。
確かに日本では株式投資に抵抗のある方が多いのは否定しません。
そこで今回は「債券投資」についてお話しします。
債券での投資というと何に投資するのでしょうか?
答えはご存知の通り「国債」ですね。
債券には「国債」以外に「地方債・社債・その他」多くのものがありますが
投資するなら基本的に「国債」と考えていただいて良いでしょう。
「国債」などの債券に投資する場合、その特徴を知る必要があります。
債券の特徴は購入した時の金利が償還(満期)まで変わらないという事です。
金利が満期まで同じという事は、投資する時点で最も高い金利の債券に投資すれば良いという事になりますよね。
でもそんなに簡単ではありません。
債券というのは発行した団体=国債なら国の信用、社債なら企業の信用という事を考慮しないといけません。
債券への投資でもう一つ考えるのは、為替レートです。
今、日本の国債ではマイナス金利でリターンが望めないことから海外の債券への投資を考えざるを得ないということになるため為替レートも検討しなければならないという事になるのです。
新型コロナウイルスによって世界中が景気後退の局面です。
「国債」をはじめとして債券の金利は下がっています。
今週アルゼンチンは一部デフォルトという状況です。
金利が高いだけでなく信用力その他、考えなければならないことが沢山あります。
三田市からお金と保険の話をお届けしているサンタクロースなお金の先生、下村です。