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台風で瓦が飛んだとき

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今まさに台風14号が通過中です。

過去にない超大型の台風ということで日本中に被害が発生しております。

被害に遭われた方に心よりお見舞い致します。

さて台風14号は強風を伴って進みましたが、強風で瓦などが飛んで他人を傷つけたり、他人の車や家を破損させたらどうしようと心配している方もおられると思います。

どんなに事前に災害を防ぐ努力をしていても、残念ながら損害を与えてしまう事があった時、役に立つのが個人賠償責任保険です。

個人賠償責任保険は、家族が自転車で対人事故や対物事故を起こしたとき被害者の方への法律上の損害賠償責任を補償するものです。

そして自宅の保守管理の不備によって対人事故や対物事故を起こした場合も個人賠償責任保険が役に立ちます。

では自宅の保守管理の不備とはどんな場合かというと、瓦がずれていたにも関わらず放置していて風で飛んだり、雨樋が壊れていたのに放置していて風で飛んだ場合などです。

ここで注意が必要です。

予想を超える暴風で飛んだ場合、個人に責任があるかどうかという問題があります。

つまり風で飛んでも風の強さ次第では、個人に賠償責任があると判断されない事が想定されます。

最近は大型台風だけで無く、竜巻と思われる突風も発生するようになってきました。

このような暴風での事故は、自宅の保守管理に問題がないという事になる可能性があります。

こんなときは結局、裁判所に判断を委ねることになるでしょう。

三田市からお金と保険の話をお届けしているサンタクロースなお金の先生、下村です。

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